抜け毛

フケ対策に湯シャンは効果的?4つの必須チェック項目

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フケ対策と湯シャンの関係.png

国内外の有名人も実践している『湯シャン』。湯シャンは頭皮環境にどう良いのか?そしてフケ対策として効果的なのか?今回はそれらの基本知識や仕組み、実践法について詳しく迫っていきます!

目次

■湯シャンとは?

そもそも湯シャンとは?

湯シャンとは?.png 湯シャンとは、シャンプーを使わずお湯のみで頭皮や髪を洗う方法です。シャンプーで落としすぎていた皮脂を残すことで本来のバリア機能が回復し、頭皮環境が良くなると言われています。頭皮環境がよくなれば地肌の乾燥、薄毛、臭いと言った悩みの解消や美髪への期待も高まります。

湯シャンは不潔?

湯シャンは不潔?.png ここで気になるのが、“シャンプーを使わない”という『不潔』『汚い』というイメージ。シャンプーを使わなければシャンプーのいい匂いをまとうこともなくなってしまいますし、「本当に汚れを洗い流せるの…?」と考えてしまいがちです。 しかし、シャンプーを行う際にも予洗いで汚れの7~8割は落とせると言われています。正しく湯シャンを行うことで頭皮をきれいに保つことは可能なのです。

『シャンプーをする』ということ

頭を洗うということ.png “髪を洗う”“頭を洗う”“シャンプーをする”など、頭部を洗い流す行為には様々な表現がありますが、“シャンプー”の語源はヒンズー語で『押す』という意味であり、のちにそれが『マッサージする』という意味で使われるようになりました。そこから考えてもシャンプーの本来の目的は“毛髪ではなく頭皮を洗うこと”なのです。 湯シャンにチャレンジしようと考えている方は『湯シャン=お湯でシャンプー(マッサージ)』とイメージしていくと、うまくいきやすいかと思います。

べたつきが気になる?正しい湯シャンの方法

  • 洗髪前にしっかりブラッシングを行う …ホコリを落とす・髪のもつれをほどき洗髪時の抜け毛を減らす・血行を良くするなどの効果があります。動物性のブラシがおすすめです。
  • 35度~38度のぬるま湯で2~3分かけて全体を流す …熱いお湯では皮脂を落としすぎてしまう恐れがあります。
  • 毛穴の汚れを浮かせるようなイメージで頭皮をマッサージする …ゴシゴシ強くこすりすぎたり爪を立てたりしないようにしましょう。
  • シャンプー後はしっかりタオルで水気をとる …髪をこすってしまうと髪が傷んでしまいます。髪をもみこむように水気を十分にとることでドライヤー時間を減らすことができます。
  • 地肌を乾かすようにドライヤーをかける …同じ場所に温風を当てすぎない・髪との距離を近づけすぎない・乾かしすぎないことを意識して、温風冷風を交互に丁寧に乾かしましょう。生乾きも頭皮環境を悪化させますので注意が必要です。

 

湯シャンのメリットまとめ

湯シャンのメリット.png

  1. 頭皮の洗いすぎが防げる
  2. シャンプーのすすぎ残しが防げる
  3. 頭皮の本来のバリア機能を取り戻せる
  4. 上記のことから頭皮環境が良くなる
  5. 頭皮環境が良くなれば美髪や薄毛対策・増毛にも期待ができる

 

■①湯シャンの効果について

フケ対策としての湯シャンについて

フケ対策としての湯シャン.png 湯シャンは体質によってフケ対策としての効果があると言われています。また、正しく湯シャンを行わないと頭皮環境が悪くなり逆にフケが増えてしまうこともありますので自分に合った正しい方法を実践していく必要があります。

フケの種類と湯シャンの関係

フケが乾燥している人・細かいフケの人

頭皮が乾燥しているタイプの方・敏感肌の方には湯シャンがおすすめです!シャンプーの刺激を受けないこと・シャンプーで皮脂を流しすぎないことからフケが改善する可能性が高いと言われています。

フケに湿り気がある人・整髪料を使う人

頭皮の皮脂量が多い人や整髪料を使う人には、湯シャンだけでは汚れを落とすことが難しい場合があります。皮脂量の多い方がシャンプーを突然やめてしまうと頭皮環境が崩れ、抜け毛が増えたり脂漏性皮膚炎になってしまったりする可能性もありますので、体質にもよりますが皮脂量が多い若いうちは控えるほうがいいかもしれません。

脂漏性皮膚炎ってなに?湯シャンの効果はあるの?

生活習慣の乱れや間違った洗髪方法から頭皮の皮脂が増えてしまい、炎症やかゆみ、湿疹、フケが出る症状の一つに『脂漏性皮膚炎』があります。 例えば頭皮を洗いすぎることで皮脂を過剰に分泌し、頭皮が脂っぽくなります。その皮脂を餌にするマラセチア菌というカビの一種が増えると、そのマラセチア菌が皮脂を分解する際に発生させる脂肪酸が原因で頭皮に炎症を起こしてしまうのです。この炎症はフケの原因につながります。 皮脂の落としすぎはフケの原因に.png このような『皮脂の落としすぎ』によってフケが出ている場合には湯シャンの効果が期待できます

短髪の方でもブラッシングは大切!

通常のシャンプー前も同様ですが、洗髪前のブラッシングには様々なメリットが生まれます。

  • 髪のもつれを事前にほどくことで汚れがより落ちやすくなる
  • 頭皮についた汚れや皮脂を落とせる
  • 洗髪時の髪の絡まりを防ぎ、抜け毛も抑えられる
  • マッサージ効果で頭皮の血行を良くし、毛根に栄養が行き届きやすくなる

ブラッシングの際はいきなり根元からとかすのではなく、毛先から徐々に丁寧にとかしていきます。髪が濡れた状態でブラッシングをすると傷む可能性があるため、必ず乾いた状態でブラッシングを行いましょう。 湯シャンとブラッシング.png また、湯シャンをしているとブラシにより皮脂が付きやすくなります。雑菌を増やさないためにもブラシのお手入れは忘れずに行うようにしましょう! このように、皮脂を落とすという意味で髪の短い方も忘れずにブラッシングすることをおすすめします

■②フケが出る仕組みとは?

そもそもどうしてフケが出てしまうのか?原因と仕組みについて確認してみましょう。

フケとは?

頭皮も他の皮膚と同じように表皮細胞が約28日周期で新しいものと入れ替わっています。しかし何らかの原因でこの周期が早まり、成長しきっていない表皮細胞がまとまって剥がれ落ちてしまうのがフケと呼ばれるものです。では、このフケが出てしまう原因にはどのようなものがあるのかを下記にてチェックしてみましょう。

フケの原因

乾燥

頭皮の乾燥.png

  • 細かいフケが出る
  • フケが肩に落ちる
  • 頭皮の洗いすぎ
  • アトピー体質である
  • 40歳以上である
  • 頭皮が日焼けしやすい(紫外線を浴びる)環境にいることが多い
  • 乾燥している季節である(特に10月~5月)
  • 寒さによる血行不良

このような要因から頭皮が乾燥し、フケが出てしまう場合があります。

皮脂の過剰分泌(菌の増加)

皮脂の過剰分泌.png

  • 背中や胸にニキビができやすい
  • 夕方になると髪が脂っぽく固まる
  • 脂っぽい食事が多い
  • 疲れている
  • 睡眠時間が少ない
  • 脂漏性皮膚炎である

このような要因から、乾燥とは逆に脂の分泌が多すぎることでフケが発生する場合があります。ベタベタしたフケの場合はこちらの可能性が高いです。

シャンプーが合っていない

シャンプーが合っていない.png シャンプーで皮脂を落としすぎているなど、シャンプーが合っていないことからフケが発生している可能性もあります。シャンプーを変えてからフケが出るようになった場合はシャンプーを見直しましょう。また、頭皮に負担をかけないように優しく洗うこと、すすぎ残しがないように流すことも重要です。

ヘアカラー・パーマ・整髪料など外因的要因

頭皮への刺激.png パーマ液やカラー剤は頭皮の荒れにつながります。また、ワックスなどの整髪料も頭皮についてしまうとダメージを受けやすくなりますので、使う場合には頭皮に直接つかないように気を付けましょう。

ストレス

フケの原因とストレス.png

  • 不規則な生活・睡眠不足である
  • 緊張を感じる場面が多い
  • 環境を変えると治る

体がストレスを感じると自律神経のはたらきが弱まり、体の末端に栄養分が届きにくくなってしまうことからフケが発生しやすくなることがあります。また、同じような仕組みでダイエットをしているなど栄養不足の場合にも頭皮の乾燥が進みやすくなりますので注意が必要です。

フケは薄毛・ハゲにつながることも

フケは薄毛やハゲにつながることも!.png フケは成長しきっていない表皮細胞です。…ということは、フケが出る状態が続いてしまうと毛根に十分な栄養が行きわたらず、抜け毛が増えてしまうこともあります。抜け毛が続いてしまうと薄毛になりかねませんので、このことからもフケは早めに対処していきたいですね!

フケの原因まとめ

フケの原因は大きくまとめて下記の4つに分けられます。

  1. 頭皮の乾燥
  2. 頭皮の過剰皮脂
  3. 整髪料などの外因的要因
  4. ストレスや栄養不足といった身体の巡りに関すること

頭皮に優しい生活を心掛けていきましょう!

■③湯シャンの危険性・不安について

フケが出る仕組みや原因をチェックしたところで、湯シャンにおいて気を付けたいことを確認しましょう。

かゆみが出る時には

湯シャンとかゆみ.png 湯シャンを始めたばかりのころはかゆみが出ることがあります。それは、シャンプーを使っていた時に崩れてしまっている皮脂の分泌バランスが原因です。湯シャンに頭皮が慣れるまでは皮脂の分泌が多いままのため、頭皮や髪がべたついてしまう場合がありますが、だんだん落ち着いてくるはずです。ただし整うまでに半年~最長3年かかると言われていますので、自分の体質に合わせて挑戦していきましょう。また、あまりにもかゆみがひどい時には中断をおすすめします。

フケが止まらない!

正しい湯シャン方法を実践しているにもかかわらず湯シャンでフケが止まらなくなった、むしろフケが増えてしまったという場合、残念ながら体質的に湯シャンが合っていない可能性があります。自分の体質に合ったシャンプー利用の洗髪に戻し、それでも収まらない場合には皮膚科の受診をおすすめします。

アトピー体質の方が気を付けたいこと

頭皮アトピーに注意.png 単純に頭皮が乾燥しているだけ…と思っていても、実は頭皮アトピーという可能性もあります。頭皮アトピーの場合、強いかゆみだけでなくフケも増え、頭皮全体に広がる可能性もありますので早めに皮膚科へ行くことをおすすめします。

湯シャン中に美容院へ行った時には

湯シャン中の美容院.png シャンプーの代わりに霧吹きなどで対応しカットをしてくれる美容室も存在します。そのような美容室を選ぶと美容師さんへの説明も省けて気軽に行くことができますね!しかし、シャンプー込みのメニューであるなど確実にシャンプーが必要な美容院ももちろん存在します。その際は湯シャン中であることを伝え、美容師さんに相談しながら納得のいくやり方を見つけましょう。

湯シャンはハゲに影響しない?

湯シャンの目的は頭皮環境の改善です。その目的を達成できれば、むしろ薄毛やはげ、抜け毛防止となります。しかし中には先述のように湯シャンが向かない方もいらっしゃいますので、再度下記にて自分が湯シャンに向いているかどうかを確認してみましょう。

■④湯シャンが向く人・向かない人まとめ

体質

【向いている可能性が高い】

  • 乾燥したフケが出ている方
  • 細かいフケが出ている方
  • 乾燥肌や敏感肌の方
  • 40歳以上の方

【向いていない可能性が高い】

  • ベタベタしたフケが出ている方
  • 脂性(オイリー)肌の方

 

ライフスタイル

【向いている可能性が高い】

  • より丁寧に洗髪する必要が出てくるため多少手間がかかっても大丈夫な方

【向いていない可能性が高い】

  • 整髪料やスプレーを利用している方
  • 手間をかけたくない方
  • 効果が出るのに時間がかかるため、サービス業など人と会う機会が多い方は挑戦しにくい
  • シャンプーの匂いが好きな方

湯シャンが向く人・向かない人.png 湯シャンが向いている・向いていないかどうかは人それぞれです。乾燥肌であっても湯シャンが向かない方もいらっしゃると思いますし、オイリー肌であっても湯シャンで頭皮環境が改善する方もいらっしゃるかと思います。自分にとって湯シャンが正しいかどうか、自分には合わないかどうかは自分自身で試して模索していく必要があります

■【まとめ】湯シャンはフケ対策に効果的な場合もある

  1. フケの原因は頭皮の乾燥・または過剰な皮脂の場合が多い
  2. 過剰な皮脂の原因は体質の他に頭皮の洗いすぎによる乾燥の場合もある
  3. 湯シャンが良いと言われるのはそれらの『頭皮の乾燥』を防げるから
  4. 湯シャンは皮脂の分泌のバランスを整えるため、頭皮環境が良くなりフケを改善することもある

湯シャンはフケ対策に効果的な場合もある.png 湯シャンは頭皮の『洗いすぎ』を防ぎ、適度な皮脂を残すことができます。本来のバリア機能を取り戻した適度な皮脂は、外からの汚れや紫外線などから頭皮を守る役割を持ち頭皮環境を良くするため、フケはもちろん、抜け毛や気になる臭いの改善も期待できます。さらに、それらの効果により髪の質を高める可能性もあるのです。 この機会にぜひ、自分の頭皮環境や洗髪方法を見直してみましょう!