頭皮

頭皮が赤い時の原因と5つの対応策

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毛に覆われている頭皮は毛に気が付かないうちにトラブルに陥っている場合も少なくありません。頭皮が赤い時とはどのような状態なのでしょうか?原因と対応策を見ていきましょう!

 

頭皮が赤い状態とは?

元気な頭皮と、トラブルを抱えた皮膚との違いは何なのでしょう?

「健康な頭皮は青白い」

頭皮はとてもデリケート。外からの刺激や不規則な食生活など、あらゆることがトラブルの引き金となります。
髪で覆われた頭皮はトラブルの兆候に気が付きにくく、美容師さんからの指摘や、かゆみなどのトラブルがあって初めて気が付くという人も少なくありません。

健康な頭皮は何色をしているかご存知ですか?
頭皮周りは血管が細いため、青白く透明度の高い色が理想とされています。
頭皮の色が赤い色に変わっている場合は、何らかのトラブルを抱えていると考えてよいでしょう。

「赤い状態にも色々ある」

“頭皮が赤い”と一口にいっても、症状や原因はさまざまです。
例えば頭皮の血行不良や乾燥が原因の場合は、頭皮全体が赤みを帯びた状態に。
赤茶色っぽい場合は頭皮の代謝が悪く、老廃物が蓄積している可能性が考えられます。
赤みの状態により対処法も変わるため、まずは自分の頭皮の状態を見極めることが大切です。

頭皮が赤い原因

頭皮が赤い状態はなぜ起こるのでしょう?考えられる要因を見ていきましょう。

「頭皮の血行不良」

不規則な食生活や運動不足で体の血巡りが悪くなると、頭皮へも必要な栄養と酸素が行き渡らなくなってしまいます。
新陳代謝が滞った頭皮は皮膚が硬く緊張した状態になります。
さらに悪化すると、老廃物が蓄積し赤い状態から赤茶色へ変わっていきます

特にビタミン類の不足は皮膚のコラーゲン生成を妨げ、頭皮に深刻なダメージを与えます。
過度なダイエットは栄養不足になりがちなので要注意!ちなみにタバコも血管を収縮する作用があり、血の巡りを悪くしてしまうので避けた方がよいでしょう。

「合わないシャンプーを使っている」

顔に使う化粧品と同じように、シャンプーにも合うものと、合わないものがあります
「市販のシャンプーは刺激が強い」「頭皮には低刺激のアミノ酸シャンプーがよい」という言葉をたまに耳にしますが、頭皮の状態も個人差があるので、一概にそれが当てはまるとはいえません。

例えば過剰に皮脂が分泌している頭皮は、少し洗浄力の高いシャンプーがいいですし、乾燥がひどく刺激に弱くなっている場合、は洗浄力の弱いシャンプーが適しています。
また人によっては配合されている成分でアレルギー反応を起こす場合もあります
頭皮が赤い、湿疹、かゆみなどの異変を感じたら一旦シャンプーの使用をやめましょう
症状が改善されない場合は皮膚科などで診察を受けましょう。

「間違った洗髪方法」

普段の洗髪で知らず知らずのうちにトラブルを招いている場合もあります。
爪などの刺激は頭皮を傷つける原因に。
皮脂が気になり一日に何度も髪を洗う人もいますが、洗いすぎは皮脂の落としすぎで頭皮の乾燥を招いてしまいます
またシャンプーのすすぎ残しが原因で湿疹がでるケースも
頭皮が赤い時には、洗髪方法にも目を向けてみましょう。

「ヘアカラーによるかぶれ」

ヘアカラーや白髪染めは毛髪内の色素に影響を与えるため、どうしても頭皮や毛髪へのダメージが大きくなってしまいます。
まれに薬品が肌に合わない場合や、刺激が強すぎて頭皮が赤いケースもあるので、事前に必ずパッチテストを行いましょう
ヘアサロンで染めてもらう際も、少しでもかゆみや痛みを感じたらすぐに申し出ましょう。

「頭皮の日焼け」

海辺やプールなどで思いっきり日焼けをしたあと、頭皮がピリピリすることはありませんか?
これは頭皮が日に焼けている証拠。毛髪に守られていても油断せず、きちんとした紫外線対策が必要です。
特に海やプールは紫外線に加え、潮風や塩素などの影響もあります
頭皮や毛髪の乾燥を防ぐためにも、泳いだあとはしっかりと洗髪を。リンスで念入りに保湿するなど、アフターケアも重要です。

乾燥肌と脂性肌

顔や体と同じように、頭皮にも「乾燥肌」と「脂性肌」というものが存在します。
頭皮が乾燥しやすい人は皮膚の水分不足によりかゆみや湿疹を起こしやすく、肌が過敏になりやすいのが特徴です。
体質的にアトピーを起こす要素がある人は、アトピー性皮膚炎や尋常性皮膚炎などの炎症を起こしてしまう場合もあります。

逆に脂性肌の人は過剰に分泌した皮脂で脂漏性皮膚炎という炎症を起こす可能性があります
脂漏性皮膚炎は特に40~50代の男性に多いのが特徴です。
肌質以外にも環境や季節、年齢や体調によって頭皮の状況は変化します。
赤い、乾燥しているなど……こまめに頭皮を観察し、適切なケアをすることが大切です。

頭皮が赤い時の対応策

頭皮が赤い時はどんな対策をとればいいの?

「生活習慣の見直し」

健康な頭皮のためには栄養をしっかりといき渡たらせることが必要です。
代謝をよくするビタミン類はもちろん、髪の毛の原料となる肉、大豆などのタンパク質をバランスよく摂取しましょう。
忙しくて時間がない時はスムージーを作ったり、サプリメントを活用したりするのもいいですね。

血行不良が原因で頭皮が赤い時は、適度な運動で新陳代謝を高めましょう
通勤の際に一駅歩くだけでもOK。寝る前の簡単なストレッチは、発毛に必要な良質な睡眠をとることにもつながります
食事や運動は継続することが大切!できることから少しずつ取り入れてみましょう。

「紫外線対策」

日焼け防止には帽子の活用がおすすめです。頭皮がすでに赤い時にも、帽子を被ることで刺激を防ぐことができます。
帽子は通気性の良いものを選ぶのがポイント
頭皮がムレると皮膚のバリア機能が低下し、帽子の摩擦に刺激を受けてしまうことがあります。
頭に汗をかいたなと思ったら、ハンカチやタオルなどでこまめに拭き取りましょう。

「マッサージ・ブラッシング」

マッサージには頭皮の緊張状態をときほぐす効果があります。
血巡りがよくなり、頭皮全体に必要な栄養分を行き渡らせることが可能です。
夜のシャンプー前などに、生え際から頭頂部にかけて指の腹でやさしく揉み解しましょう
指の腹で円を描くようにもんだあと、指を組ませて手のひらで頭皮を挟み上げるようにマッサージすると効果的です。

「ヘアカラーは間隔をあける」

ヘアカラーの種類もさまざま。「白髪染め」や「ブリーチ」は永久染毛剤に分類され、肌への刺激が強めなのが特徴。
「カラースプレー」や「ヘアマニュキア」は一時染毛剤とよばれ、肌への刺激も比較的少ないとされています。

ただ白髪で悩む方に「白髪染めは刺激が強いのでやめましょう」というのも難しいですよね。
かえってそれがストレスになり、症状が悪化してしまう恐れもあります。
白髪染めをする際は白髪が目立つ部分をあらかじめ把握しておき、そこを重点的に染めるのがコツ
無駄に薬品を頭髪に付けずにすみますし、きれいに染まれば長持ちするので、染める頻度を減らすことができます。
染め方を工夫する、頭皮が赤い時は間隔をあけるなど上手に工夫しましょう。

「自分に合ったシャンプーを使う」

頭皮が乾燥しやすい人は低刺激のシャンプーを、皮脂が多い人はしっかりと頭皮を洗浄してくれるシャンプーを選びましょう
乾燥しやすい冬場は保湿力の高いもの、汗や皮脂がでやすい夏場は洗浄力の高めのものを選ぶなど、“自分はこれ”と決めつけずに、頭皮状態を観察しながら選ぶことが重要です。

症状が改善しない場合は専門家へ

ヘアカラー前はパッチテストを行う、ヘアケア剤は自分に合ったものを選ぶなど、少しの工夫でトラブルを防ぐことは可能です。
まずはこまめに頭皮を観察することから始めましょう。
赤い状態が改善しない場合や、湿疹、かぶれがひどい時は、無理をせず一度専門家に診てもらいましょう