薄毛の芸能人

ドナルド・トランプと秘密のハゲ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

第45代アメリカ合衆国の大統領であるドナルドトランプ氏。
彼の髪型に違和感を覚えた人は、世界中にたくさんいるのではないでしょうか。
不自然なほど後ろから前に向けて髪の毛が重なっていて、トランプ氏のファン以外の方で、あのヘアスタイルをしている人がほとんどいません。
あのヘアスタイルは、彼のトレードマークになっており、トランプ氏のモノマネをする人は、あの特徴的な髪型を再現する特注のカツラをかぶってテレビに出たりしています。
なぜ彼は、ここまで特徴的な髪型を好んでしているのでしょうか。
実は「ハゲを隠すためにあの髪型にしている」という疑惑があります。
確かに不自然なほど後ろから前に持ってきた髪型は、ハゲている部分を隠しているようにも見えます。
今回の記事では、ドナルドトランプ氏のあの髪型は、ハゲを隠しているのか、それともカツラなのか、あるいはその他に何らかの理由があるのか、徹底的に検証していきたいと思います。
 

■ドナルドトランプさんはそもそもどんな人?

・プロフィール

ついつい髪型にばかり目が向いてしまいますが、第45代アメリカ合衆国の大統領であるドナルドトランプ氏は、一体どのような人物なのでしょうか。
大統領選に出馬する前から、トランプ氏はアメリカ国内では非常に有名人で、不動産開発業の会社である「トランプ・オーガナイゼーション」を経営するビジネスマンであり、さらにそのタレント性を活かしてテレビにも積極的に出演していました。
不動産王とも呼ばれており、その経営手腕には賛否両論はありますが、確実に実績を残してきました。
もともと、裕福な家庭の子供として生まれ、不自由のない生活を送りながら、不動産の専門学科を持つペンシルベニア大学の経営学部を卒業していています。
大学を卒業してからは、ホテルやカジノの経営、オフィスビルの開発などといった事業に乗り出し、1980年代からは、当時の経済状況を背景に事業を次々と成功させ、「アメリカの不動産王」とまで呼ばれるようになりました。
テレビや雑誌などのメディアに積極的に露出したり、自分が開発した不動産にトランプの名前をつけたりといった行動から、自己顕示欲が旺盛な面がうかがえます。
「トランプタワー」は非常に有名ですよね。

・毒舌

また、トランプ氏を語る上で忘れてはいけないのが、その毒舌です。
公の場で何らかの発言をする度に、その過激な発言でネットは炎上します。
代表的な暴言をあげると

「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」
「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」
「メキシコとの国境に万里の長城を作る」
「たとえ私がニューヨーク5番街の真ん中で誰かを撃っても、選挙の票は失わない」
「日本人はウォール街でアメリカの会社を買い、ニューヨークで不動産を買っている。
 多分、マンハッタンを自分たちのものにしたいんだな。
 日本人と競り合っても勝てる見込みはない。
 どう見ても彼らは私たちをコケするためだけに法外な金額を払っているとしか思えない」

などなど、ごく一部を挙げただけでもこれだけあります。
中には、人権を無視していたり、明らかに差別的な発言もあります。

・名言

しかし、さすがは不動産王と呼ばれたドナルドトランプ氏です。
暴言だけではなく、ビジネスマンとしての名言も様々なものを残しています。
これも一部だけありますが、挙げるとこのようなものがあります。

「一旦負けることによって、勝つための新たな戦術が見えてくることがある」
「仕事と遊びのバランスを取ろうなどと思うな。それより仕事をもっと楽しいものにしろ」
「心配するのは時間の無駄だ。心配は問題を解決しようとする私の邪魔になる」
「休みを取りたいな、と思ったらその仕事はあなたに合っていない。
 理想的な仕事とは、仕事と休みの区別がつかないようなものである。
 睡眠時間が短ければライバルに勝つチャンスも増える。
 私のやり方は非常に単純でストレートだ。
 求めるものを手に入れるためには押し、押し、押しの一手だ」

このように、ビジネスの真実を解き明かすような、本質的な言葉が多いです。

・暴言の理由

ドナルドトランプ氏は、これまでに扱ってきた仕事の金額の桁が一般の人とは違います。
彼が動くことで世の中も大きく動いてきました。
一般人では計り知れない基準や考え方などがあるのでしょう。
人と違いすぎるから、その発言が極端な暴言になってしまったり、人々を感動させる名言になってしまったりするのではないでしょうか。
また、もう一つの考え方として、トランプ氏は計算し尽くした上で、あえて差別的な発言や悪者になるような暴言を吐いているという考え方もあります。
そもそも、1970年代から大企業の経営者として活動を続けているトランプ氏ですが、その活動の中で人種差別や民族差別に関するトラブルはただの一度も起こしていません。
このような発言をするようになったのは、この大統領選が始まってからのことです。
実はトランプ氏は、2000年に大統領選挙に出馬をしようとしました。
しかし、トランプ氏が立候補をしようとした革命党には、パット・ブキャナンさんと言う人が立候補していました。
彼は「メキシコ系を叩き出せ」と、現在のトランプ氏と同じような発言をしていました。
トランプ氏は当時の取材で、「あんなことを言ったらメキシコ系の支持を失う」と言っていました。
さらに「ニューヨークにはいろんな人がいて当たり前だ。差別的な発言は不快だね」とも発言していました。
つまり、現在とは正反対のスタンスだったのです。
しかし、結局革命党の中ではそのパット・ブキャナン氏が圧勝したのです。
そこでトランプ氏は、白人が心の中に溜め込んでいる不満がどれだけ大きいものかということを知り、悪者になったとしても、演技だとしても、このように過激な発言をすることによって人気を得ようと考えたのかもしれません。
いずれにしても、並大抵の精神力ではありませんね。
それにしても、気になるのはトランプ氏の髪型です。なぜ彼はあのような髪型をしているのでしょうか。
 

■トランプ氏の髪型に対する世間の注目

・国内では有名だった

もともとドナルドトランプ氏は、テレビに出ていたり書籍を出版していたりと、単なる実業家としての活動だけではなく、世間から注目されるさまざまな活動を行っていました。
中には、バラエティ番組の司会などという仕事もありました。
しかも、彼が司会をした「アプレンティス」という番組は子供たちも含めて大人気になったそうです。
それだけ世間に露出しているトランプ氏ですから、その髪型に対して世間の人々が注目したのはいうまでもありません。
大統領選挙が始まる前から、アメリカ人はトランプ氏の髪型を見ていたのです。
そのため、今回の大統領選でトランプ氏の髪型に対して驚いたり、注目したりしたのは、アメリカ本国よりも、むしろアメリカ以外の国々ではないでしょうか。
それまでは「名前を聞いたことがある」程度の人物だったドナルドトランプ氏が、大統領選挙に立候補したことによって、世界中がその名前と髪形を知ることになりました。
そして、その特徴的なヘアスタイルは印象に残り、「トランプといえばあの髪型」と言われるようになったのです。
日本でも、トランプ氏のモノマネをする人は、あの前方に流れた金髪の特徴的なカツラをかぶって出演します。

・パンチグラス

トランプ氏の髪型が人々の印象に残った、ということを象徴するエピソードがノルウェーにあります。
ノルウェーのトロムソという場所に、自然に生育している「パンチグラス」という地面を埋め尽くさない草むらが、トランプ氏の髪型にそっくりだということでSNSで拡散されたのです。

確かに、その写真を見てみると、金色の細い形をした、髪の毛が束になったカツラのような物体が、地面一帯を埋め尽くしています。
トランプ氏の髪型の真似をしたカツラだ、と言われればその通りにしか見えません。
「トランプのカツラ工場だ」として、ユーチューブでも紹介されたそうです。
ただし、これはトランプ氏が有名になるずっと前から、この地域に生息していたものです。
人々は、日常的にこのパンチグラスが存在する光景を見てきたのです。
しかし、それを見てトランプ氏の髪型とこの光景が頭の中で繋がったということは、それだけ人々の脳裏にあの特徴的な髪型が焼き付いているからなのでしょう。
このことからも、良くも悪くもトランプ氏の髪型は、世間の人々の心の中に刻まれているといっても良いでしょう。
そして、SNS上で様々な人が言っているように、トランプ氏はカツラだという考えを持つ人は、かなり多いようです。
その他にも、トランプ氏の髪型とそっくりな鳥がいるということで、ペットショップを取材したニュースが流れたり、トランプ氏の髪型にそっくりな毛虫が存在するということが話題になっていたり、トウモロコシの先についた毛とトランプ氏の髪型が似ているということが話題になったり、ペットの猫の頭の上に集めた野毛をかぶせて、トランプ氏の髪型にしてSNSに投稿することが流行したりしていました。
「人々の記憶に残る」という意味では、そのヘアスタイルは成功だったのかもしれませんね
 

■トランプヘアーの作り方

アメリカの「ローリングストーン」という雑誌に、トランプ氏がインタビューを受けた際に、髪型について言及している場面があります。
その内容は、本人もかなり髪型には気を使っているのだということがわかります。
では、本人が実際に雑誌で話している。トランプヘアーの作り方を見てみましょう。

・シャンプーの後は自然乾燥

髪の毛を洗った後、ドライヤーは使用せず自然乾燥をさせるそうです。
髪の毛に関してある程度知識がある人は、「自然乾燥はよくない」ということを知っています。
濡れている状態の髪の毛というのはキューティクルが開き、非常に繊細な状態になるからです。
濡れた状態で長時間放置すると髪の毛は傷み、枝毛や切れ毛の原因になってしまいます。
しかし、トランプ氏はそのような事実を知ってか知らずか、約1時間かけて雑誌や新聞を読みながら髪の毛を自然乾燥させるのだそうです。

・クシを使ってとかす

そして1時間後、自然乾燥によって髪の毛が完全に乾いた段階で、トランプ氏お気に入りのくしを使って、髪の毛をとかしていきます。
その際は、雑にすることはなく、慎重に、丁寧にとかします。
ポイントは、根元から髪の毛を立ち上げるようにとかしていくことなのだそうです。
そうすることによって、髪の毛にボリュームがあるように見せることができます
逆に、髪の毛を寝かせるような形でとかすのは絶対にダメなのだそうです。

・髪の毛を流す

ここからが、あの特徴的な髪型を作り出すポイントです。
できるだけ慎重に、髪の毛を前と後ろに分けて流していきます
前に流すエリアと後ろに流すエリアは、明確に分かれていますので、そのラインを見極めるのが難しそうです。
このときも、出来るだけ立ち上げるようにしましょう。

・スプレーを使って形をキープする

原型ができたところで、風が吹いても形が崩れないように、ヘアスプレーでがっちりと固めてしまいます
ヘアスプレーには愛用のものがあるのだそうです。
このヘアセットをするためだけに、かかる時間は約1時間。
自然乾燥させる時間を考えると、髪の毛のために合計2時間を使っているということになります。
それだけ本人も、この髪型に対してのこだわりが強いのでしょう。
実は若い頃のトランプ氏の写真を見てみても、今とそこまで髪型は変わりません。
つまり、ハゲている、ハゲていないを度外視して、この髪型は昔からトランプ氏が変わらずに続けてきた髪型だという事も言えそうです。
 

■ドナルドトランプ氏のハゲに関する疑惑

世間も注目していて、カツラなのか、それとも単にハゲ隠しなのか、様々な憶測のあるトランプ氏の髪型ですが、実際彼はハゲているのでしょうか。
いくつかの視点から、トランプ氏がハゲているかどうかを予測してみたいと思います。

・トランプ氏の年齢でのAGA発症率は?

トランプ氏の年齢は、70歳です。若々しく見えますが、なかなかの高齢なのですね。
ちなみに、70歳から79歳までの男性のAGA発症率は、61%です。
つまり、トランプ氏と同じ年齢になれば6割の男性がハゲてしまうということです。
半分以上の方がハゲてしまうのであれば、トランプ氏もわざわざハゲを隠さなくて良さそうなのですが、それでもあの髪型を続けてるというのは、本人なりの考えがあるのか、それとも、もともと本当にハゲてなどいなかったのか、どちらなのでしょうか。

・トランプ氏の家族はハゲているのか?

薄毛と遺伝子には明確なつながりがあります
そのため、トランプ氏の血縁者の頭髪の状態を見て、ハゲが多ければ、トランプが実は薄毛であるという可能性は高まります
そこで、トランプ氏の家族や親戚がハゲてないかということを調べてみました。
まず、トランプ氏が父親のフレッド・トランプ氏は、写真で見る限りおでこからかなりハゲ上がっています。
M字ハゲがかなり進行した形と言えるかもしれません。
残念ながら、薄毛に関して遺伝子の影響を色濃く受け継ぐと言われる母方の祖父の写真は、調べた限り見つけることができませんでした。
また、トランプ氏には5人の子供がいます。娘が2人、息子が3人です。
3人の息子は、まだAGAが発症するような年代ではないのですが、ドナルド・トランプ・ジュニアさんは現在40歳で、若干M字ハゲの兆候が見えてきています。
トランプ氏の家系は、つむじではなく、おでこから来る遺伝子をお持ちなのかもしれませんね。

・トランプ氏の男性ホルモンは?

男性型脱毛症には、男性ホルモンが密接に関わっています
なぜなら、男性ホルモンであるテストステロンと、還元酵素である5αリダクターゼの2つが結合することによってできる悪玉ホルモンが、「ジヒドロテストステロン」という男性型脱毛症の原因物質だからです。
ジヒドロテストステロンは、男性型脱毛症の原因の9割とされており、AGA治療の世界に革命を起こした「プロペシア」という医薬品も、このジヒドロテストステロンの発生を抑制する作用を持ったものです。
男性ホルモンの発生を抑えることができれば、ジヒドロテストステロンは生まれないので、女性ホルモンを注入してホルモンバランスを整えることによって薄毛が止まる、という報告もあります。
わかりやすく言えば、「男性ホルモンが多い人はハゲやすい」ということがあります。

トランプ氏に男性ホルモンが多いのかどうかは、さすがにわかりません。
しかし、ひとつ手掛かりになる情報がありました。それは「トランプ氏は口ひげが嫌い」ということです。
トランプ氏は、閣僚の任命に当たり、候補の人物を選ぶ際に、外見を極度に重視したそうです。
その中でも、わかりやすい傾向が出たのが口ひげです。
口ひげを生やした、ジョン・ボルトン氏は、国務長官の候補になりながら、口ひげがあるという理由で候補から外れてしまいました。
ボルトン氏は、43代大統領のジョージ・ブッシュ氏の政権でも活躍し、トランプ新政権の国務長官としての有力候補の1人ともされていたのですが、外された理由が口ひげでは、少々かわいそうにも思えます。
ちなみに、口ひげが理由で候補から外れた、という情報を知ったボルトン氏は、自身のツイッターで「たとえその話が本当でも、私は新政権に入るために口ひげを剃るようなことはしない」という口ひげに対する強いこだわりを見せました。
何故男性ホルモンと口ひげが繋がるのか、と不思議に思った方がいると思いますが、大いに関係があります。
実は、ヒゲの濃さと男性ホルモンは比例しているのです。
若い頃の写真を見ても、トランプ氏はヒゲが濃いようには見えません。常に顔の周りがツルツルの状態をキープしています。
ということは、男性ホルモンが少ないということが言えるのではないでしょうか
男性ホルモンが少ないということは、男性型脱毛症になってしまう要素の一つは消えるということです。この情報だけでは何とも言えませんが、「ドナルドトランプはハゲだ」と根拠もなく騒ぎ立てるのは間違っているのかもしれません。
 

■ドナルドトランプ氏のハゲ疑惑に対する対応

トランプ氏は、自分が薄毛であることを国民から疑われ、カツラ疑惑がかかっている事も知っていました。
その上で、様々なパフォーマンスを行っています。ここでは3本の動画をご紹介します。
これを見ると、少なくともトランプ氏はカツラではないということがわかると思います。

・動画その1「水を頭にかぶる」

こちらの動画は、トランプタワーの屋上で撮影されたもののようです。
椅子に座るトランプ大統領の左右に、ミスユニバースとミスUSAの2人の美女が、大きなバケツを持って立っています。
バケツの中には、水が入っています。これをどうするのかというと、なんと思い切りトランプ氏の頭の上からかけてしまうのです。
スーツ姿のままずぶ濡れになったトランプ氏は、両手でおでこの髪の毛をかきあげています。
その際に、生え際の髪の毛があらわになっていますが、かつら用の金具などは一切確認できません
ただ、確かに前髪を全部後ろに流してしまうと、年齢相応のおでこの広さであることは確認できます。

・動画その2「集会で髪の毛を触らせる」

主要新聞の一面で、「かつらの男」という形容をされたことに対して怒りをあらわにし、支援者集会に参加した女性を壇上に上げて、自分の髪の毛を触るように促しました。
女性は、トランプ氏の髪の毛を間近で数秒間見て、直接触った上で、「間違いなく本物です」と証言しています
この女性は、支援者集会に参加している参加者の1人ですので、事前にそう言うようにお願いしていれば、実際にカツラであったとしても、そのように演出することはできたでしょう。
しかし、ここまでして大々的に「自分はカツラではない」ということを世間に知らしめようとしたトランプ氏の行動が、カツラではない事を証明しているようにも思えます。
本当にカツラだったら、発覚した時のことが恐ろしくて取れない行為だと思います。

・動画その3「髪の毛をぐしゃぐしゃにする司会者」

NBCの有名トーク番組「The Tonight Show 」に、ドナルドトランプ氏が出演した時のことです。
司会者がトランプ氏に対して、「その有名な髪の毛をぐちゃぐちゃにしてもいいですか?」と尋ねました。
とんでもない質問をする司会者ですが、実はこの方、ジミー・ファロンさんというコメディアンです。
ジャーナリストではありません。アナウンサーでもありません。そのため、このような思い切った行動ができるのでしょう。
事前に何かしらの打ち合わせがあった可能性はありますが、その要望に対してトランプ氏は快く応え、「さあ来い」とでも言わんばかりに頭を差し出します。
そして、次にファロンさんはトランプ氏の髪の毛を掴んで、思いきり前後に揺らします。
ここまでに彼の髪の毛をグシャグシャにした動画は、他に見当たりませんでした。かなり思い切った動きだったと思います。
触られている最中、トランプ氏はずっと笑顔でした。
確かに、髪の毛の動き方は、そのヘアスタイルのため不自然ではありましたが、その不自然さはヘアスタイルによるもので、カツラのせいではなかったと言っていいでしょう。
生放送の番組で堂々とここまでできるのは、カツラではないことの、強い証明になったのではないでしょうか。
 

以上3本の動画を見て頂いて、少なくとも「トランプ氏がカツラではない」、ということはお分かりいただけたのではないでしょうか。
決して「フサフサ」というわけではありませんが、70歳という年齢にしては、しっかりと髪の毛が生えていると言って良いと思います。
 

■ドナルドトランプ氏は、植毛手術をしている?

なぜドナルドトランプ氏が頑なにあの髪型を続けているのか、という疑問に答える、有力な説が一つあります。
それは、トランプ氏が過去に植毛失敗をしているのではないか、ということです。
そのためには、まず植毛の仕組みについて説明しなければいけません。

・植毛とは

植毛は、髪の毛のない部分に、新たに髪の毛を植えつける手術を行う薄毛治療の方法です。
その方法は大きく2種類あり、1つは人工毛植毛、もう1つが自毛植毛です。
人工毛植毛は、人工的に作られた髪の毛を植えつけるという方法です。
植えた後で拒否反応が出ることがあるので、あまり推奨されていません。
自毛植毛は、後頭部や側頭部などの髪の毛が生えている場所から、前頭部や頭頂部などの薄毛が進行しやすい部位に髪の毛を移植させる方法です。
自毛植毛によって移植された髪の毛は、定着すればそのまま自分の髪の毛として育ちます。
元々自分の細胞からできているものなので、頭皮の毛細血管と毛乳頭が繋がりさえすれば、栄養を補給し、そこから成長する事も可能なのです。

・トランプ氏は自毛植毛で失敗してしまった?

トランプ氏が植毛手術を受けたのは、今から20年以上前だといわれています。
そして、選んだ方法は人工毛植毛ではなく、自毛植毛だったようです。
現在では、非常に小さな「グラフト」という単位で毛根を摘出する技術が確立されていますが、トランプ氏が植毛手術をしたとされている。約20年前には、そこまでの技術はなかったようです。
そのため、後頭部に見えにくい皮膚を切り取った跡が残っている可能性があります。
そして、移植された方の髪の毛は、前髪の生え際のあたりが該当しますが、この時に切り取った頭皮がねじれてしまい、無理に他の場所へ移植されたため、生え際が不自然になってしまったようなのです。
そして、その髪の毛は不自然な生え方をしたまま定着してしまったので、その前髪の生え際を見られないようにするために、後頭部からおでこを隠すように、まっすぐ前方に髪の毛を持ってくる、現在のトランプヘアーが生まれたと言われています。
この説を裏付けるように、トランプ氏のツイートの中にこのような言葉があります。
「私を嫌っている奴や負け犬たちは認めたがらないが、知っているように、私はカツラを着けていない。
 私の髪は完璧ではない。だが、私自身の髪だ」
この意味深なツイートは、トランプ氏がカツラではないということ伝えるためのツイートのようにも見えますが、後半の「私の髪は完璧ではない」という部分を見ると、過去に植毛手術を行ったという事実を、肯定しているようにも見えます。
しかし、トランプ氏本人が、植毛手術について公の場で何らかの発言をした記録はありません。手術を受けたのかどうかは、藪の中なのです。
 

■トランプ氏はなぜあの髪型を止めないのか?

前の項目でお伝えしたように、もし20年以上前の植毛手術失敗がきっかけで、現在のヘアスタイルになったのだとしても、70歳になった現在では、その植毛手術に失敗した生え際の様子はわからなくなっています。
実際、トランプタワーの屋上で水をかけられる動画を見ていただくと、濡れた髪の毛を前からかき上げる様子がわかります。
トランプ氏自身も、今の生え際なら見られても構わないと考えているのでしょう。
しかし、それでもトランプ氏は不自然なあのヘアスタイルをやめようとしません。
その理由は何なのでしょうか。いくつかの理由を考えてみました。

・愛着が湧いてしまった

20年以上その髪型を続けているうちに、その髪型に愛着が湧いてしまったという可能性があります。
慣れてしまったとも言えるかもしれません。
人は誰しも変化を嫌います。
一般的な人間の心理とトランプ氏の心理は少し違うかもしれませんが、髪の毛に対してデリケートな考えを持っているトランプ氏だからこそ、髪型を変える勇気がないのかもしれません。
長いロングヘアの方が一気にショートヘアにしたり、今までストレートだった人が、パーマをあててみたりするには、勇気が必要です。
若ければまだおしゃれに関するアクティブな変化が受け入れられるかもしれませんが、トランプ氏は70歳ですので、新しい髪型にチャレンジするよりも、今まで通りの髪型の方が良いと考えてる可能性があります。

・戦略にしている

モノマネをする人が、皆あの特殊な髪型のカツラをかぶっていたり、様々な動物が自分の髪型に似ていると話題にされていたり、普通であれば「やめてほしい」と思うことかもしれませんが、トランプ氏であれば「話題になってよかった」と考えるかもしれません。
現に、この記事でもトランプ氏の髪型だけでかなりの文字数の記事になっています。
髪型が特徴的であるということを利用した、話題作りをしているのかもしれません。
自分が猫を飼っている所を想像してください。
そして、「猫の抜け毛を集めて、その猫の頭に乗せてトランプヘアーにする」というネットで流行っている遊びをしてみたとしましょう。
その写真がSNSで人気になったらどう思うでしょうか。
トランプ氏が次にテレビに出ていた時、つい見てしまいますよね。
もし誰かを応援しなければならないという場面になった時、その候補の中にトランプ氏の名前があったら、つい応援してしまいませんか?
選挙とは関係のない国の人や、選挙に興味を持っていない層の人たちまで、後々味方につけるということを考えると、このヘアスタイルは優秀な戦略とも言えますよね。

・幸運を呼ぶ髪型である

一説によると、トランプ氏のあの特徴的な髪型は、幸運を呼ぶ髪型だといわれています。
そのため、それを信じたトランプ氏が、髪型を変えると運勢が落ちてしまうと考え、あの髪型を維持し続けているのかもしれません。
 

■トランプ氏は現在もAGA治療中?

「New York Times 」が2月1日に報じた内容によると、親子2代にわたってトランプ氏のかかりつけ医をしているボーンスタイン医師は、トランプ氏の髪型に対して、「男性ホルモンをコントロールする、フィナステリドが配合された薬を服用している」とインタビューで答えていたそうです。
フィナステリドは、AGA治療で内服薬として最も多く使用されている「プロペシア」という薬品の主成分で、5αリダクターゼを抑制する作用があります。
つまり、ジヒドロテストステロンの生成を抑え、薄毛を予防してくれる薬です。
この薄毛治療薬を、 現在もトランプ氏は服用しているということです。
ということは、やはり過去に薄毛に悩んでいたというのは本当のようです。
そう考えると、20年以上前に植毛手術を受けていたという噂も、真実味を帯びてきますね。
 

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
ここで紹介したように、トランプ氏を様々な角度から分析すると、カツラをかぶっているということはないにせよ、過去、薄毛に悩んでいたという経験があり、植毛手術を受けていたという可能性があります。
そして、その植毛手術は失敗に終わり、前髪の生え際が不自然になってしまったため、現在のトランプヘアーが出来上がった可能性があります。
そこからずっと変わらずその髪型を維持しているのは、何らかの理由がありそうですが、髪の毛に対して公の場でトランプ氏がしている発言は少ないため、真実はわかりません。
ただ確実にいえるのは、現在トランプ氏がプロペシアの服用による薄毛治療を継続中であるということと、植毛手術をしているのか、してないのかは別として、生えている髪の毛はすべて自毛であるということです。
トランプ大統領は、アメリカという国一つだけではなく、世界情勢の鍵を握る人物でもあるだけに、髪の毛のことなどで思い悩むことなく、ご自身の仕事に集中してもらいたいものです。